Precious Time

ホーム 自己紹介 糖尿病? 運動 食事 薬物療法 自己血糖値測定
インスリン注射 低血糖 リンク 掲示板 ブログ メール その他


薬を選ぶか? 生活改善を選ぶか?
 現在の医療では、患者に治療方針の決定を促す機会が増えてきています。それは、治療方針の選択の余地がある状況の場合ですが、根本的に治療を受ける・受けないの判断も患者やその家族にゆだねられるのが基本です。

 糖尿病の治療を行う際に、患者にゆだねられる治療方針の決定例の一つとして、薬を服用し状態を改善させるか?生活を改善して状態を改善させるか?ということがあります。ただ、このような決定が患者側にゆだねられるのは、糖尿病の状態が比較的軽症な場合であり、これ以上症状が進めば合併症の発症が考えられたり、命にかかわるような自体であれば、医師が治療方針を決定し、患者がそれに同意する形になります。

 ここで、薬を選ぶのであれば、効果と副作用をしっかり把握しなければなりませんし、薬物療法を開始しても運動療法・食事療法は続けなければなりません。もし、生活の改善を選択するのであれば、日常で今以上の努力を求められるのは必死ですし、それでも効果が得られなければ薬物治療が患者同意の上開始されるのは明らかです。


薬の種類
種類 特徴
スルホニル尿素(SU)薬 膵臓のインスリンを分泌させる細胞を刺激し、インスリンの分泌を促進する。
ビグアナイド(BG)薬 消化管からの糖の吸収を抑制する。
α-グルコシターゼ  阻害薬 小腸での糖の吸収を遅らせ、食後血糖値の急激な上昇を抑える。
チアゾリジン薬 インスリンがよく効くようにする
速攻型インスリン   分泌促進薬 膵臓のインスリン  を分泌させる細胞に働きかけて、インスリン分泌を促し、短時間で血糖値を下げる。
 
 上の表に示したのは、経口投与薬(口から飲む薬)ですが、注射によりインスリンを補給する薬もあります。
 自分に処方された糖尿病の薬が上のどの種類に当てはまるのかは、薬剤師に尋ねると分かります。また、薬局ではそれぞれの薬の飲み方・時間・副作用について、自分が理解できるまでしっかり聞いてください。

ホーム 自己紹介 糖尿病? 運動 食事 薬物療法 自己血糖値測定
インスリン注射 低血糖 リンク 掲示板 ブログ メール その他